岩波ドリームアートラボラトリーを訪問した心理カウンセラー伊藤ナラの体験談

催眠療法、ヒプノセラピーの体験記や表情恐怖症、笑顔恐怖症、鏡恐怖症、視線恐怖症、赤面症、対人恐怖症といった社会不安障害(神経症)の体験談。心理カウンセラー伊藤ナラのブログです
表情恐怖症、笑顔恐怖症、会食恐怖症を苦節7年ようやく治すことができました。
無意識から心の根底から原因を治していくことができる方法に出会えました。
それ以外で表情恐怖症・笑顔恐怖症や会食恐怖症から抜け出せる道は殆ど無いと思います。
同じ症状の方は幸せに生きるために一刻も早く解決を図って下さい。 自分の無意識に苦しめられなくなります。
大変お世話になった岩波英知先生のドリームアートラボラトリーのプログラム受講体験記も書いています。

タグ:笑顔恐怖症

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顔がこわばり、笑顔がぎこちなくなると、瞳をそらしてしか話ができなくなる


自分の顔がこわばっていたり、笑顔がぎこちなくなったり、緊張している顔を相手に見られて、嫌な気持ちにさせていると思うと、私は人の目や顔を見て話すことができなくなってしまいました。

だからよけい人と面と向かうと緊張がひどくなって、表情の緊張、ぎこちなさ、無理矢理の笑顔がめちゃくちゃになって、ますます人と視線を合わせることができなくなったことがありました。

どうしても顔も表情も笑顔もすべてがひきつり、自然な会話ができなくなります。
手に顔がすぐいって、無意識的に相手から見られないようにしてしまうし、その落ち着きの無さが相手に伝染して、相手の顔をこわばらせ、引きつらせ、歪ませる始末でした。

笑顔恐怖症、表情恐怖症は、そのまま視線恐怖症、正視恐怖症へと悪化し、逆に視線恐怖や正視恐怖が表情恐怖や笑顔恐怖を悪化させる最悪な循環になって止めようがありませんでした。

これを止めるにはまさに死ぬしかない状況でした。

一生人とこわばり引きつり歪んだ表情で話さなければならないかと思うと、お先真っ暗です。

まさに対人恐怖症です。

人がいるから発症し、人がいなくならない限り治らない。

それは不可能です。だから自分がこの世から抹消するしかありません。

本当に最悪でした。

いま? この異常な時代を思い返すと、今この瞬間が本当に幸せです。

自然に笑える、自然に人と接することが出来る、堂々と顔を見て話せるし、視線を交わらせることができる!

ほんとうにほんとうに克服できてよかったです。

でも、いまも同じような症状で(ほんとに多くの人が苦しんでいます!)死にたいくらい追い詰められている人がいるかと思うと、力になりたいです!

どうかがんばってください、耐えて下さい!

克服できる方法は確実にありますから!



全記事アーカイブ【表情恐怖症・笑顔恐怖症! 表情恐怖症から解放された私の記録】

表情恐怖症と対人恐怖症が激悪化
表情恐怖症が悪化していく私とその感情

対人恐怖症の私に追い打ちをかける友達の発言

高校生の時、色々な対人恐怖の症状で苦しんでいましたが、何とか学校生活を無理矢理にでも送れていました。

苦しかったことは間違いないけれど、友達に「顔がひきつっているよ」と立て続けに二回言われたことがショックで、表情恐怖が劇的に悪化していきました。

私はその子とは友達だと思っていたので、苦手な人ほどは表情が強張っていなかったと思います。

自分でも意識していなかったから、「ひきつっているよ」と指摘されるほどじゃないと思っていました。

だから言われた時はショックで天地がひっくり返りそうになりました。

そしてその子を恨みました。

一度だけならまだしも、何故二度言うのかな? 

よっぽど私の顔がひきつっていて話をしていたに違いないと怯えました。

被害妄想と自意識がもっとひどくなりました

自分の表情がひきつって、みんなはそれをおかしく思っているかもしれないという被害妄想が酷くなりました。

変に思われている、ひきつらないようにって強く思っても、余計ひきつってくる顔が私には感じられました。

誰にも顔を見られたくない、晒されたくないと顔を下に向けて行動するようになりました。

そうなるともっと気持ちは暗くなるし負のループに落ちていきました。

自分で表情恐怖症を治すためにあれこれ考えたり策を講じたり、「気にしなければ大丈夫」と言い聞かせたり、「別のことに集中しよう」と自己暗示をかけたりしました。
 

死にたい、助かりたい、治したい、でも方法がわからない

でも教室に行くと頬がひきつってしまう感覚が出てきてしまいます。

どうしてもそうなってしまいます。

なんでこんな病気になってしまったんだろう・・・・なくなればいいのに・・・・と思うけれど、消えてくれたことは一度もありませんでした。

自意識過剰さにも腹が立ってきますが、治ることはありません。

死にたい、だけど死にたくない。

他の人がやっているように楽しく生活したいし、楽しくおしゃべりがしたい。

私はもともと人が嫌いではないし、仲良くしたい。

でもその気持が強いほど、現実は私を辛い目に合わせます。

上辺だけの治療法では表情恐怖症を克服できない

私は思い切って親に打ち明けてみました。

親は理解してくれたかわかりませんが、力になると言ってくれました。

すごくうれしかったです。

そこでカウンセリングを手始めに催眠療法と、親からお金を借りて通うことにしました。

親には感謝しています。

でも、一度刻まれたトラウマは消しようがなく、いつまでも神経症として私を苦しめました。

表情恐怖症は上辺だけの処置では治らないことを痛感させられました。 

鏡恐怖症、写真恐怖症の体験談はこちら


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トラウマにより対人恐怖症や表情恐怖症になっていく
表情恐怖症・笑顔恐怖症になる原因が連なっています

小学生の頃から表情恐怖になる原因がありました

私が対人恐怖(表情恐怖、視線恐怖、赤面症)になってしまったのは中学生の時でしたが、小学生の頃にその原因がありました。

他にも多くのことが重なって対人恐怖症や表情恐怖症になってしまいましたが、大きなトラウマと表情への異変への気づきが起きてしまった出来事なので、書いておきたいと思います。 

私が人に恐怖心を持ったきっかけ

人前で歌のテストをした時に、私はすごく緊張してしまい、顔の筋肉が硬直してきたのを感じました。

それでも歌おうとすると頬が引きつったり、小さな痙攣が起きました。

声も小さな声しか出ず、緊張しながら歌っていましたが、みんなが私の様子を見てクスクス笑っていました。

それがずっと心に残っていて、心の傷になっていました。

人が信じられないと思ったトラウマ

特にショックだったのは、一番仲良しにしていた女の子グループに笑われていたことでした。

ちょっと小馬鹿にしたような表情を感じた私は、友達には言わなかったけれど、すごく落ち込んで一月過ごしていました。

さいわい人前での発表が苦手なあがり症になりはしませんでしたが、表情へ意識が強まってしまったことがのちのち表情恐怖症につながることになりました。

私は自意識を強く持ってしまって、それが年々私の内側に向けられるようになったきっかけでした。


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何をやっても表情恐怖症が治らない!
克服しようと頑張っても悪化していく表情恐怖症

表情恐怖症が発症してしまう対象が広がっていきました


最初は表情恐怖は、苦手だな、恐い人そうだなと思う人と話してる時になりました。

心臓がドキドキしたり、顔がひきつったりして、話もぎこちなくなります。

それを気にするようになってからは、ちょっと苦手だと思う人にも出るようになってしまいました。

凄い緊張して顔が強ばっていき、愛想笑いもできなくなり顔がひきつりだけ意識してしまって、うまく話せなかったり、赤面症がぶり返したり異常に汗をかいてしまうようになっていきました。

表情恐怖症に負けてたまるかと立ち向かった結末


そんな自分が嫌で接客業をやるようになりました。

私なりのチャレンジです。

でも傷口を悪化させただけでした。 

そして私の表情の緊張が相手の表情を引きつらせて居心地を悪くしていると思いこむようになりました。

最初は苦手なお客さんでした。

私の妄想なのかわかりませんが、相手の顔がみるみる冷たい固まった表情になっていって、歪んだ顔になっていくのを目の当たりにしてしまって、私は完全なる表情恐怖になってしまいました。

私がいるだけで申し訳なく、バイトを辞めました。

逃げるようにです。


トラウマで表情恐怖症が更に悪化しました


それ以来、人と話してもそのことばかり考えてしまい、話に集中できません。

もっと表情が強張っていくのもわかるので、いたたまれなくなります。

逃げ出したくなります、死にたくなります。

そこまで悪化してしまうと、無意識に皆に笑われてる、避けられている、緊張を与えてしまうと感じてしまって、どこにいても緊張状態でした。

人と話さない状態でも・・・・。

ヒプノセラピーで表情恐怖症を無意識から治そうと


周りの人に表情恐怖症や対人恐怖症の症状がバレたら嫌だという不安も強かったです。

今まで普通に話せてた友達の前でも自然に笑えなくなり、自分の表情を見られたくなくて、彼女の顔も直視できなくなっていきました。

私はどこにいてもつらい、きつい、苦しいことしか味わえなくなりました。

これでは死ぬしか解決方法はないように思えました。

だけど親を悲しませたくないから、ヒプノセラピー(催眠療法)を受けてみようと思いました。

無意識の根底から治せると思っていたからです。

 

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表情恐怖症克服がカウンセリングでなし得なかった体験記
心理カウンセリングで表情恐怖症は改善できるでしょうか

表情恐怖症の辛い胸の内を吐露しました

私は表情恐怖症や対人恐怖症を治すために、心理カウンセリングや心理相談室のような所に通っていました。

カウンセラーの人はすごくいい人でした。

ちゃんと悩みを聞いてくれて一生懸命になってくれるので、私の心の支えになっていました。

表情恐怖症解決という意味では力になれなかったけれど(その人のせいではありません。全部神経症があまりに治すことが難しいのが悪いのです)

最初はカウンセリングをしていけば「いつかきっと治る!」と希望が出てきて前向きな気持でいられた時もありましたが、学校や日常生活になるとやっぱり嫌な症状が出てきてしまい、「なぜ良くならないの?」と落ち込んでしまうことの繰り返しでした。

そこで学んだことは、カウンセラーの先生の人柄と自分の症状が良くなることはまったく別物だということです。

そりゃそうですよね。

話やアドバイスだけで悩みが治るのならば、私が私に本を読んでアドバイスをしてあげて、自力で表情恐怖症を治せていたでしょうから。

でもカウンセラーの先生がいたから頑張れたこともあります。

だからとても感謝しています。

自意識が過敏になって表情恐怖症が悪化し続けました

でも、でも・・・・・私の苦しみはさらに続いていってしまったのです。 

表情恐怖症を克服できないまま、いつもそのことを考えていたから、悪化し続けていったのは無理もありませんでした。

表情恐怖症Lv3が勝手にLv5 Lv10とあがっていってしまいました。

悪い経験値しか獲得できていなかったから当たり前です。

私は自分の自意識の強さを呪いました。


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表情恐怖症・笑顔恐怖症の症状と治療と克服した方法について

表情恐怖症の症状と表情恐怖症克服改善方法紹介

どんな表情恐怖症・笑顔恐怖症の症状があったか


私の表情恐怖症、笑顔恐怖症、対人恐怖症(無事かつての症状となりました ホッ)

  • 人と話すと顔がこわばってしまう。好きで表情が固くなるわけじゃない。
    勝手になってしまう。だから人と接するのが恐怖だ。

  • 笑顔ができないので、人に緊張感や不安感を与えてしまい、つらい。
    無理に笑おうとして顔がひきつり、自己嫌悪に陥る(笑顔恐怖症)

  • 毎日毎日、顔の表情筋のストレッチをする。家で鏡を見ながら表情の練習をして、柔和な表情を作ったりするけれど、その時は大丈夫! と思っていても、いざ人前で笑おうとすると、瞬間的に顔がひきつり泣きそうな表情になりました。

  • 人によっては、怒っているようにみられたり、能面のような表情に思われたり、そのまま表情が引きつっているというふうにとられます。でも、私の内面は違います。笑顔で自然な表情で人と接したいんです。

  • そのため相手にもどう思われているか気になり、私の表情は絶対に隠すことができないため、避けられたり距離を置かれたりすることが怖く、積極的な行動をとることが全くできませんでした。

  • 最初は苦手な人、緊張感を持ってしまう人に対してだけ、表情恐怖症が発症していました。
    それが私の性格なんだと思っていましたが、接客業をやるようになってから、誰にでも表情恐怖症が発症するようになってしまいました。

  • 人に勘違いされるのが嫌だ。私は人に対して恐怖感を持っているけれど、決して嫌いなわけではない。
    だけど、表情恐怖症のせいで、人嫌い、人を寄せ付けないというふうに見られたり、最初は親しげに話しかけてきた人も、私の表情を見て距離を置くようになることが、もう本当に嫌でした。


表情恐怖症・笑顔恐怖症克服のためにもがいてきました


表情恐怖症・笑顔恐怖症が神経症(社会不安障害)の後半期の一番の苦しみとなりました。

話し方教室や表情・笑顔の教室に通いましたが、勝手に表情恐怖が出てきてしまうため、私には何も効果が出ませんでした。

私が表情恐怖症を治すことができたのは、無意識から起きている神経症を治せる唯一の技術を持った岩波先生のおかげです。

表情恐怖症が治らないまま生きていたら、私は結婚もできず、仕事も片隅でほそぼそとしながら、人間関係にひどい障害を抱えて苦しめられていたに違いありません。

ヒプノセラピー(催眠療法)にも期待を大きくかけたことがありましたが、暗示にかかることはなく、誰もあなたの表情を見ていないよと言われた時に、期待を裏切られました。

そんなアドバイスを貰いにヒプノセラピー(催眠療法)を受けたわけではありません。

無意識にそのアドバイスを入れ込んでほしかったからです。

その他に心理カウンセリングを受けたり、自律訓練法もやってきましたが、どれもダメでした。



表情恐怖症や笑顔恐怖症が容易に克服できない原因


表情恐怖症は、無意識から治せないと、一生そのままかも知れません。

有無を言わせぬ反射的に起きる極度の緊張感が、勝手に表情に乗り移って、表情緊張を作ってしまい、表情恐怖症として、永遠に表情への意識を外せないまま、生きなければならなくなります。

まともにコミュニケーションをとれなくなり、顔や表情や相手の視線や顔色ばっかり気になるから、楽しく話せません。

人間は60億人か70億人います。

人まみれの地球で人を避けては通れません。

まして表情や顔は絶対に相手に見せなくてはいけません。

人間の数だけ表情恐怖症が発症してしまうことを考えると、死にたくなりました。

だけど、治りようがないのです。

もし同じ表情恐怖症で苦しんでいる人がいたら、無意識から根底から治す方法をおすすめします。

それ以外は、私は難しいと思います。

私にはまず無理でした。


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