表情恐怖症笑顔恐怖症に赤面症や視線恐怖症からなる
赤面症から視線恐怖症、そして表情恐怖症と笑顔恐怖症へ

中学時代に対人恐怖症、赤面症、表情恐怖症が悪化していきました

多くの対人恐怖症、表情恐怖症の方々と同じく、私も中学時代から症状が出始めました。

青春期に入ってからです。

でも、最初は表情恐怖症ではなく、赤面症です。


赤面症

最初は意識をしてしまった人間に対して赤面症が出てしまいましたが、次第に相手が誰であるかに関係なく、急に話かけられると顔が真っ赤になりました。

汗も嫌なぐらい出てくるし、そんな自分が嫌だったし、人から変な眼で見られることを恐れるようになりました。 


次に出てきたのが、視線恐怖症です。

視線恐怖症

  • 人と話すときどこを見ていいのかわからない。まともに人の目を見て自然にしゃべれない

  • 無理に相手の目を見て話そうとすると、きつい目になってしまう。

その頃から表情恐怖症も出てきたように思います。

相手にどう見られているか気になるし、おかしく思われたら嫌だとおびえて暮らしていました。

時々調子がいい時もあったけれど、時が経るに従い、いつも対人緊張を起こすようになりました。


表情恐怖症や笑顔恐怖症へ悪化


そして、表情恐怖へと悪化していきました。

四六時中人の目を気にし、自分の表情に意識が行く為、表情もこわばるようになりました。

私の表情が人に嫌な印象を与えていると思うと、何とか笑顔にならないと焦るけれど、空回りしてもっと緊張がすごくなって、自然な笑顔がまったくできなくなりました。

人と目が合ってニコッと笑うなんて、私にはとても出来なくなりました。(笑顔恐怖症です)

そこまで悪化してしまうと、人からますます変に思われるし、嫌な人間だと思われます。

影口も叩かれるようになり、それが私の対人恐怖症をひどくしていったのです。

表情をなんとかしないと嫌われると思うと、もっと表情恐怖症が悪化する悪い流れになってしまいました。


表情恐怖症をなんとかしようとしても無意識が言うことを聞かない


この対人恐怖、赤面症、視線恐怖から表情恐怖症が、私の無意識からも消えていってくれるのは、まだまだ先のことでした。
それまで、私はいつも悩み苦しみ傷ついて、泣いてばかりいました。

感情も湧き出なくなり、生きていていい思いができなくなり、追いつめられていったのです。

無意識から治せるおそらく唯一の心理療法士と出会うまでは、思い出したくもないつらい過去です。

人に対して恐怖心が出て、自分の表情や視線に対しても恐怖心が出てしまうと、死んだほうが楽な生き地獄になっていきます。

私は生き地獄を生き抜いてきました。

自慢にもなりませんが、今は本当に楽になりました。 

全記事アーカイブ【表情恐怖症・笑顔恐怖症! 表情恐怖症から解放された私の記録】