岩波ドリームアートラボラトリーを訪問した心理カウンセラー伊藤ナラの体験談

催眠療法、ヒプノセラピーの体験記や表情恐怖症、笑顔恐怖症、鏡恐怖症、視線恐怖症、赤面症、対人恐怖症といった社会不安障害(神経症)の体験談。心理カウンセラー伊藤ナラのブログです
表情恐怖症、笑顔恐怖症、会食恐怖症を苦節7年ようやく治すことができました。
無意識から心の根底から原因を治していくことができる方法に出会えました。
それ以外で表情恐怖症・笑顔恐怖症や会食恐怖症から抜け出せる道は殆ど無いと思います。
同じ症状の方は幸せに生きるために一刻も早く解決を図って下さい。 自分の無意識に苦しめられなくなります。
大変お世話になった岩波英知先生のドリームアートラボラトリーのプログラム受講体験記も書いています。

タグ:自意識

表情恐怖症と対人恐怖症が激悪化
表情恐怖症が悪化していく私とその感情

対人恐怖症の私に追い打ちをかける友達の発言

高校生の時、色々な対人恐怖の症状で苦しんでいましたが、何とか学校生活を無理矢理にでも送れていました。

苦しかったことは間違いないけれど、友達に「顔がひきつっているよ」と立て続けに二回言われたことがショックで、表情恐怖が劇的に悪化していきました。

私はその子とは友達だと思っていたので、苦手な人ほどは表情が強張っていなかったと思います。

自分でも意識していなかったから、「ひきつっているよ」と指摘されるほどじゃないと思っていました。

だから言われた時はショックで天地がひっくり返りそうになりました。

そしてその子を恨みました。

一度だけならまだしも、何故二度言うのかな? 

よっぽど私の顔がひきつっていて話をしていたに違いないと怯えました。

被害妄想と自意識がもっとひどくなりました

自分の表情がひきつって、みんなはそれをおかしく思っているかもしれないという被害妄想が酷くなりました。

変に思われている、ひきつらないようにって強く思っても、余計ひきつってくる顔が私には感じられました。

誰にも顔を見られたくない、晒されたくないと顔を下に向けて行動するようになりました。

そうなるともっと気持ちは暗くなるし負のループに落ちていきました。

自分で表情恐怖症を治すためにあれこれ考えたり策を講じたり、「気にしなければ大丈夫」と言い聞かせたり、「別のことに集中しよう」と自己暗示をかけたりしました。
 

死にたい、助かりたい、治したい、でも方法がわからない

でも教室に行くと頬がひきつってしまう感覚が出てきてしまいます。

どうしてもそうなってしまいます。

なんでこんな病気になってしまったんだろう・・・・なくなればいいのに・・・・と思うけれど、消えてくれたことは一度もありませんでした。

自意識過剰さにも腹が立ってきますが、治ることはありません。

死にたい、だけど死にたくない。

他の人がやっているように楽しく生活したいし、楽しくおしゃべりがしたい。

私はもともと人が嫌いではないし、仲良くしたい。

でもその気持が強いほど、現実は私を辛い目に合わせます。

上辺だけの治療法では表情恐怖症を克服できない

私は思い切って親に打ち明けてみました。

親は理解してくれたかわかりませんが、力になると言ってくれました。

すごくうれしかったです。

そこでカウンセリングを手始めに催眠療法と、親からお金を借りて通うことにしました。

親には感謝しています。

でも、一度刻まれたトラウマは消しようがなく、いつまでも神経症として私を苦しめました。

表情恐怖症は上辺だけの処置では治らないことを痛感させられました。 

鏡恐怖症、写真恐怖症の体験談はこちら


全記事アーカイブ【表情恐怖症・笑顔恐怖症! 表情恐怖症から解放された私の記録】

トラウマにより対人恐怖症や表情恐怖症になっていく
表情恐怖症・笑顔恐怖症になる原因が連なっています

小学生の頃から表情恐怖になる原因がありました

私が対人恐怖(表情恐怖、視線恐怖、赤面症)になってしまったのは中学生の時でしたが、小学生の頃にその原因がありました。

他にも多くのことが重なって対人恐怖症や表情恐怖症になってしまいましたが、大きなトラウマと表情への異変への気づきが起きてしまった出来事なので、書いておきたいと思います。 

私が人に恐怖心を持ったきっかけ

人前で歌のテストをした時に、私はすごく緊張してしまい、顔の筋肉が硬直してきたのを感じました。

それでも歌おうとすると頬が引きつったり、小さな痙攣が起きました。

声も小さな声しか出ず、緊張しながら歌っていましたが、みんなが私の様子を見てクスクス笑っていました。

それがずっと心に残っていて、心の傷になっていました。

人が信じられないと思ったトラウマ

特にショックだったのは、一番仲良しにしていた女の子グループに笑われていたことでした。

ちょっと小馬鹿にしたような表情を感じた私は、友達には言わなかったけれど、すごく落ち込んで一月過ごしていました。

さいわい人前での発表が苦手なあがり症になりはしませんでしたが、表情へ意識が強まってしまったことがのちのち表情恐怖症につながることになりました。

私は自意識を強く持ってしまって、それが年々私の内側に向けられるようになったきっかけでした。


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