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催眠療法、ヒプノセラピーのレベルは高くないのが現実です


催眠療法、ヒプノセラピーのレベルは、プロがやっていると言っても、非常に低いものだと言わざるを得ません。

これは私が経験したばかりではなく、日本全国の(アメリカも)催眠療法に通った人から話を聞いても、一致した意見でした。

催眠状態? と思っても全然催眠にかかっていない現実


まず第一に催眠状態って何? この状態が催眠状態なのかな・・・と思った時点で、いくらプロに誘導されても、それは催眠状態じゃありません。

本当にすごい催眠状態は(それはもう催眠状態を超えていますが)、有無を言わさず、これはすごい!!!と思うしかない状態です。

このフワーッとした状態は催眠状態なのかな?と思う時点で、ただの意識がちょっと薄らいだ状態に過ぎません。

催眠状態じゃないのに、催眠状態に入っているという催眠術師


催眠療法士やセラピストはこう言うかもしれません。

今の状態が催眠状態ですよ、と。

ですが、とても深い催眠状態ではありませんし、浅い状態も催眠状態と言ったら、眠りに入る寸前の状態も催眠状態であるべきです。

そのレベルを私達は求めて高いお金を払って催眠療法を受けに来ているわけでもありません。

本当に深い深い催眠状態に入ったときにだけ心の悩みは解決する


第一、催眠状態ってどういう状態なのか言葉で説明できるわけもなく・・・

だから、催眠療法、ヒプノセラピーに通っても、本当に強くて深い変性意識の実感がない限り(それは尋常じゃない状態なので誰でも気づきます)、いくら回数を重ねても目的解決には難しいでしょう。

ちなみに、暗示にかかって腕が開く、手が動くという催眠術があります。

それは本当に動いたりするものですが、手が自分の意志に暗示の言葉で動いても、それも浅い催眠状態です。

ここにも騙されないでください。

催眠にかかったことは事実ですが、それで悩みが潜在意識から解決していく深さではありません。

浅い催眠状態でも、ほんの催眠の入り口に差し掛かっただけでも、手が動くなどの暗示はかかるものです。

そのメカニズムをプロ中のプロのI先生に聞いたところ、肩から腕が柔らかい人はかかりやすく、また腕が動く暗示にもテクニックがあるそうです。

つまり遊びの催眠術に過ぎず、それにかかったからと言って悩みが解決するわけではありません。